■ K邸バ−チャル内覧会(佐賀) 設計/建築デザイン工房
プライバシーを尊重して、外に閉じて、内に開くK邸。屋根と壁がつながったデザインは一般の住宅とはずいぶんイメージが違います。素材はガルバリウム鋼板のシルバーです。


佐賀大和郡のK邸。佐賀平野の中に立つ、東と西に分かれた2棟。銀色に輝く斬新な外観と広々としたウッドデッキがインパクトのある住宅です。インテリアは打って変わって木の香り漂う仕上げになっています。これまた紛れもない木造住宅です。デザイナーは谷口遵氏。


西棟からデッキ越しに東棟の和室を見たところ。広い開口部の向こうには青々しい縁無し畳が見えています。ここは家族4人の食堂であり、居間であり、寝室になるのです。


北側からデッキを通してガラス張りの玄関を望みます。中央に植えられているのは西洋百日紅(さるすべり)。夏、赤い花が咲いて、デッキに文字通り色を添えます。


これも西棟から違う角度で東棟を見たところ。撮影は夏の陽射しの強いお昼頃でしたが、長い軒がご覧のように直射日光を遮っています。それにしても明るい家です。


これも西棟です。現在お子さんが小さいので、将来こちら側を子供部屋にする計画があります。そのために、まだ作り込まず、箱だけを用意しました。


東棟の居間天井部分。障子を天井に張り巡らせたような照明。天井全体が柔らかく光ります。建具屋出身のむっくの面目躍如と言ったところでしょうか。


やはり、なんと言ってもこの家のシンボルはこのデッキ。木の向こうには、ガラスで仕切られたモダンな玄関。なんだかレストランの入り口のような雰囲気です。


これはオープンハウスのときのワンショット。皆さん、この家の開放感には驚いておられました。「ここでバーベキューをしたらいいね」が最も多かったコメントです。